はじめに

「いとをかし香」について

温めて香りを出すお香「印香」と呼ばれるお香の一種。煙の苦手な方にもお楽しみいただけます。
お干菓子を作る木型で形を整え、店主がひとつづつ手作りしております。お抹茶の風味を損なわないため、基本オーダーをお受けしてからお作りしています。

「木型で作る抹茶入りお香の手作り体験」について

宇治の観光名所や抹茶スイーツめぐりに加え、大人も子供も五感で楽しめ夢中になるものはないか、、
源氏物語の故郷・宇治らしく、そして抹茶の代名詞とも言える宇治で抹茶を使った新しい体験はないかと考え、
「木型で作る抹茶入お香の手作り体験」を2019年より開催しております。

抹茶をふんだんに入れたお香作りは、作業中も抹茶の香りが楽しめ、粘土状のお香を宇治のモチーフや景色に形作る時間は、お子さんもそして大人も童心に帰って楽しめます。

出来上がったお香は、見た目もお干菓子の様に可愛く、眺めているだけで心踊ります。
そして香りももちろん、どんな方にも好まれるお茶の、柔らかくどこか落ち着いた優しい香りをお楽しみいただけます。

又、この「いとをかし香」の焚き方は、宇治がその舞台の一部となった源氏物語が書かれた平安時代に、日本独自に発展したお香の焚き方「空薫(そらだき)」と同じ焚き方で行います。
京都・宇治で、千年の時を超え今の時代に脈々と続く日本のお香文化の奥ゆかしさや伝統美を、いとをかし香を通じて感じていただけたらと思います。

宇治市について

千年の時を超えて滔々と流れる宇治川と、そして世界遺産「平等院」をはじめとする豊かな歴史・文化資源 に恵まれた宇治。また、万葉集や平家物語など数多くの文学に登場し、世界に誇る長編小説『源氏物語』の第三部 「宇治十帖」の舞台としても有名な宇治は、 鎌倉時代になると、栂尾高山寺の明恵により茶が伝えられ、信長や秀吉の庇護のもと、茶の産地として名声をあげます。政治の中心が江戸に移ってからも、宇治茶は高級茶として珍重され、現代においては世界的にも高級抹茶の代名詞としてその名が浸透しています。

プロフィール

京都府京都市生まれ。京都府宇治市在住。

お茶や着付けを習っていた母の影響で、幼少よりお茶・お花・お香など和文化に親しむ。
高校時代には緑茶好きが高じて、生徒会主催の茶香服大会にて優勝。

京都府城陽市、オーストラリア・ケアンズ、沖縄県石垣市、京都府福知山市居住後、親戚が宇治市内で茶農家を営んでいたご縁もあり、2012年に宇治市に移り住む。
京都・東山泉涌寺をお家元と仰ぐ泉山御流にて香道を学びながら香りの勉強を重ね、2018年よりお菓子の様なお香「いとをかし香」を製作・販売。